檀研ゼミ:速読講座
大学生活だけでなく、これからの人生をゆたかにするために欠かせない読書。自分だけでは体験できないことも、読書をとおして疑似体験し知識をふやすことができます。しかし、一冊一冊じっくり時間をかけて読んでいたのでは、時間がどれだけあっても足りません。忙しい毎日のなかで、いかに効率よく、いかに正確に、自分の必要な情報を得るためには速読力が必要なのです。
というわけで、先日、檀研究室ではゼミ生&有志2年生対象に、速読講座が開催されました!
- まず、速読マスター檀先生と久徳さんから、速読術の伝授。
- 速読術をつかって「野蛮人の読書術」(田村耕太郎著)を読み、さらに速読に大切なことを把握する。
- 「野蛮人の読書術」を読み終えた人から手をあげて全員の前で、本の内容を要約し、さらにこの講座の主旨をひとりずつプレゼンする。
- 別室に用意された課題図書を選ぶ。この日のテーマは「格差社会」。貧困格差をいろいろな視点でとらえた書籍を各々読む。
- 一冊読み終えた人から要約プレゼン、本から得た情報を全員とシェア。
- プレゼンを終えた人は、次へ次へと課題図書を読み、プレゼンをしていく。
冊数が増えていくにつれ速読のコツもつかめ、他の学生のプレゼンを聞けば聞くほど「格差社会」の関連キーワードや重要コンセプトも把握できます。その結果、知識が増えてより一層読むのが速くなっていくようでした。初めは「格差社会」という言葉にピンときていなかった学生も、少しずつ興味がわいてプレゼンをするのも聞くのも楽しくなり、読書が加速していくようすが、傍から見ていてもよくわかりました。最後は疲れて少し仮眠をとる学生も(笑)
この日、就活のために参加できなかった学生のためにアンコール開催もあるようです。次のテーマは何になるのでしょうか。楽しみです。
(スタッフ 弘川)
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2016/04/25