RISTEX研究開発成果実装支援プログラム採択
このたび、檀教授が代表の研究提案
「機能的近赤外分光分析診断法による注意欠如・多動症児支援システムの実装」
が科学技術振興事業団(JST)「 戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発:RISTEX)」の研究開発成果実装支援プログラムに採択されました。
本研究は、注意欠如・多動症(ADHD)児の診断と薬効評価を、機能的近赤外分校分析法(fNIRS)によって行うというこれまでに得られた研究成果を、医療現場へ社会実装することをめざします。
この事業は中央大学、自治医科大学、独協医科大学、日本女子大学、国際医療福祉大学の他施設連携共同で行われます。
研究開発成果実装支援プログラムは社会の具体的な問題の解決を通して、社会的・公共的価値の創出を目指すものです。社会問題の解決に取り組む関与者と研究者が協働するための ネットワークを構築し、競争的環境下で自然科学と人文・社会科学の知識を活用した研究開発を推進して、現実社会の具体的な問題解決に資する成果を得るとと もに、得られた成果の社会への活用・展開を図ります。プログラム総括は冨浦 梓(元 東京工業大学 監事)です。
今回の応募件数は47件で、そのうち採択されたのは、檀教授の提案を含む4件です。
本研究の応募に際して、中央大学研究開発機構に「機能的近赤外分光分析診断法による注意欠如・多動症児支援システム実装ユニット」が設立されます。主要メンバーは以下の通りです。
山口真美(中央大学文学部心理学科・教授)
作田亮一(獨協医科大学越谷病院 子どものこころ診療センター・教授)
金沢創(日本女子大学人間社会学部・教授)
門田行史(自治医科大学小児科学教室・准教授)
リンク:
戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)平成27年度における新規プロジェクトの決定について
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2015/10/25