特別セミナー「脳はくまなく世界を見ているか?」
みなさん、こんにちは。
夏休みもいよいよ後半!蝉の声もすこし小さくなってきましたね。
先日、中央大学後楽園キャンパスでは、高校生を対象にサイエンスセミナーというイベントが開催されました。さまざまな高校から応募した参加者がそれぞれ自分の興味のある分野の研究室を選び、レクチャーや実験を体験する夏休みのビッグイベントです。
檀ラボにも、檀先生の「脳はくまなく世界を見ているか?」というレクチャータイトルに惹かれた学生さんがたくさん来てくれました。
まずレクチャーの前半では、視覚をつかさどる感覚器官、眼の構造と特性を学びました。そしてその特性を、脳における認知プロセスはいかに活用しあるいは補うのかを、サッケードや盲点補完などの視覚実験をとおして徹底的に体感してもらいました。後半はPCをつかって実際に盲点補完を試みるための図を作成してもらい、最後にプレゼンテーションしてもらいました。
セミナー後、参加者のみなさんから「自分が世界をそのまま見ているわけではないと分かって不思議だった」「少し難しかったけれど、自分たちで工夫して盲点補完の図を作ったりして楽しかった」「今まで持っていたイメージとは少しちがったけれど、面白いなと思った」などといった感想をいただきました。認知脳科学への興味がよりいっそう深まったようでよかったです!!
それにしても、高校生のみなさん、夏休みだというのに勉強熱心ですごいですね。この中から、未来の檀ラボメンバーがうまれるかもしれないと思うと今から楽しみです。
(弘川)
▲視覚実験の説明をする檀先生
▲▼ 盲点補完の図を作成中。楽しそうですねぇ。
▲自分の作品のプレゼンテーション!
▲▼セミナー後のティーパーティーにて、お喋りタイム。最近の高校生の皆さんがどんなことに興味があるのか、いろいろ聞けて面白かったです。また、いつでも気軽に遊びにきてくださいね〜!
More from this site
2014/08/29