交換留学生決定!

研究室日乗 英語学習

このたび、2015年度の中央大学交換留学生として、人間総合理工学科の2年生2名が派遣されることが決定いたしました!

橘春花さんは、East Tennessee State University、森田楓菜さんは、The University of Mississippiに、それぞれ、厳しい選考をくぐり抜け、2015年の秋から約1年間の留学生活を開始いたします。

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偶然ですが、二人とも、重複綴りの多い州立大学になりましたね。スペリングが難しくて、書くたびに合ってるかどうか不安になります。

しか~し、そんな不安は、留学試験準備中の不安に比べれば微々たるもの。今だから言えますが、二人とも、余裕で合格というレベルでは決してありませんでした。というか、春の時点では、留学の実現には疑問符が付いていたのですが、教員もスタッフも学生も「躍進の可能性」を信じて、がんばってまいりました。と言っても、教員の方は単に励まして教えるだけですので、まあ、相対的には気楽ではありますが、一方の学生さんは精神的にはキツかったことでしょう。合格報告の際には、さすがに感極まったようで、目にはなにやらあふれるものが。

思い起こせば、2年前、新学科の目標として交換留学生の実現を掲げてはみたものの、突きつけられた現実は厳しいものでした。留学レベルに届きそうな学生は0名。そもそも、中央大学理工学部自体の留学熱が低く、最近、ようやく年に1~2名が派遣される程度。つまり、実績のほとんどない土壌に、種を蒔いて花を咲かせるような作業だったわけです。

1年目は学生の自主性に任せて英語学習を試みたものの、あまり成果は出ず、企画倒れ。2年目は開き直って、留学の可能性が少しでもある学生をスクリーニングし、精神的に鼓舞。留学に的を絞って、シャドウイング&テスト対策でなんとかギリギリで秋には留学レベルにこぎ着けました。途中、2度に渡る提携先の留学要件変更など、頭痛の種には尽きませんでしたが、学生さんはよくくじけずにがんばって下さったと感心いたします。

残念ながら、応募者3名中、1名は不合格となってしまいましたが、この先もチャンスはありますので、捲土重来を期していただきたいと思います。実際、留学を目指したおかげで英語の実力は伸び、TOEICも700点レベルなりましたから、損はなかったでしょう。

そういう副産物もありますので、1年生のみなさんは、失敗を恐れずに交換留学にチャレンジしてただきたいものです。

それにしても、今年は理工学部全体で3名中、当学科が2名を占めるに至ったわけで、その点、実に感慨深いものがあります。人数は少ないけど、一応、過半数が人間総合理工学科。それに過去、2名を輩出した学科はまだなし。そういう点からすると、第一弾としては、着実な歩みを示せたかと思うわけです。大学全体としては、枠はまだ余っているので、留学経験率10%超を目指してまだまだ学生さんにはがんばっていただきたいと思います。

「留学なんて無理」と思っていた2年生の学生さんが、留学の夢を実現する。その背中を見て1年生がさらにがんばる。やがて、その積み重ねが文化として定着していきます。気がついてみれば、数年後、留学も普通の選択肢の一つ、TOEIC700点なんて当たり前、という雰囲気が生まれてくることを切に願っています。そのための象徴的な第一歩が橘さんと森田さんの交換留学実現であるわけです。

個人的には、スーパグローバル大学創成支援事業で文科省から補助金が振ってくるよりは、夢を信じて学生さんががんばってくれるというボトムアップなアプローチの方が、真のグローバル化には有用だと確信しています。2名の学生が充実した留学生活を終え、学科の同輩や後輩にその成果を還元し出す頃、それが嘘ではないということが明らかになっていくでしょう。というわけで、今後も私はマイクログローバル大学創成支援事業を展開してまいります。大切なのは、お金じゃなくて人。

なにはともあれ、今後のお二人のご活躍が楽しみです!

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