新企画「学生のための趣味的企業訪問」開始!

就職情報 研究室日乗

 

人間総合理工学科は誕生して満年の新しい学科です。当然ながら、卒業生はまだいません。ということは、就職実績は「0」であるわけです。でも、2015年度から、インターンシップなど、就職に向けた動きは着々とはじまってまいります。

そんな中で気になるのは、「いったいどんな企業を目指せばいいのか?」という疑問です。これまで就職なんて考えたことのなかった学生さんにとって、これは大きな難題。一般的に頭に浮かぶのは大企業ばかり。しかし、誰もが知っている大企業は、競争率が高く、入社は至難の業。それに、この変動の時代、入社して20年後、いや、年後、年後にその企業が存続しているとは限りません。逆に、今は目立たずとも、年後、年後に勢いを増す企業も確実に存在します。 

このような就職戦線を前にして、大学の就職担当者が口を揃えておっしゃるのは、「大手ばかりに目を向けないで、働きがいのある企業を見つけよう」ということ。それをせいぜい年程度の短期間におこなわなければならないのですが、実際のところどこから始めたらいいのかわからない、というのが正直なところでしょう。

というわけで、至れり尽くせりの過保護企画として、「学生のための趣味的企業訪問」を勝手に始めさせていただきます。なんせ、ここは「非公式」ホームページですから、大学の意図とは関係なしに、個人的裁量の範疇で面白そうな企業さんを紹介できちゃいます。大小問わず、なるべく、中小に手厚く、個人的に気になる企業さんを訪問して、その魅力をご報告いたします。

マニアックな方はほぼお察しのように、この企画のプロトタイプは1990年代に日本のお茶の間を席巻した(?)「宮尾すすむのああ日本の社長」であります。というわけで、経緯を表して決めのポーズで気合い注入です。背後霊もご一緒に「ハイっ!」

miyao_and_me

といっても、今回の企業訪問、社長さんよりは、社員さんが主だったり、ご自宅訪問でもないので、なにかが違いますね。まあ、ファジートレース理論に基づけば、記憶の痕跡としては、「ハイっ!」しか残っていないでしょうから、特に問題はないでしょう。

さて、ちなみに、私もかつて就職のための企業探索を真剣におこなった経験があります。思い起こせば、27歳の頃、大学院での過労が祟って急性肺炎を発症し、名古屋の日赤病院に入院をいたしました。病院のベッドで40度を超える熱の中、「研究もうまくいかないし、このまま続けても未来はないし・・・」といった漠然とした不安にさいなまれつつ、朦朧としておりました。そんな中、突然「そうだ、バイオベンチャーを始めよう」と思い立ちました。熱病の人間が考えることに特に根拠はないのですが、研究エリートの道は断念せざるをえなかったので、なんでもいいから方向転換が必要だったわけです。

とはいえ、バイオベンチャーのネタがあるわけではなかったので、肺炎から快復後、後遺症の不気味な咳にむせかえりながら、ベンチャー立ち上げの修行できそうな企業を探索すべく、日経新聞を読み漁りました。実はその過程で、研究と企業経営の類似点を見つけ、結果的に研究もうまくいくようになったのですが、それはまた別の話。本題としては、日本の代表的バイオベンチャー企業を探しまくりました。その結果、いくつかめぼしい上場前の面白そうな企業を発見。すぐに、そのうちリストのトップであった企業に連絡、新企画のプレゼンを披露して内定を獲得!やや紆余曲折を経たものの、その年後にめでたく就職いたしました。ただ、3ヶ月でクビになりましたが・・・。あ、正確にはクビが決定したのが3ヶ月目で、在職は4ヶ月。最後の1ヶ月は倉庫番をしてました。

という個人的な負の歴史を振り返りたいわけではなく、その時に作った「入りたい企業リスト」の上位3社のうち、なんと2社がすでに経営破綻しているのです!でも残りの1社は特保業界のNo1企業に成長。まあ、ハイリスクハイリターンな選択なので、しかたないですね。

そんな、とっても先見の明に満ちあふれた檀教授が気になってしまう企業ですから、書いてある情報を単純に信じてはいけません。自分の頭で考えるための(危険な)触媒程度に思ってみてください。化学反応(もしくは爆発)はあくまでも自己責任で。 

(檀一平太)

More from this site


« »