回文短歌4:過ごす老い
今回は回文短歌作成の奥義に迫ってみましょう。
過ごす老い 恋仲泰し 水面にも 波静やかな 憩いを過ごす
すごすおいこいなかやすしみなもにもなみしずやかないこいをすこす
回文短歌においては、「意味のある文章を作る」ということがまず難しいわけですが、逆に言えば、意味的整合性を保ちさえすれば、それなりの世界は構築でき るとも言えます。なにはともあれまずは「ベタ」です。なんせ、技術的に困難なのは明白なので、希望的観測としては、読者が「あ、意味が通じてる。しかも、 回文だ。すごい!」と思ってくれれば、めでたし、なのです。
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2013/06/04