回文短歌7:鬱憂う
どうにも夏の終わりは、気が滅入ります。今年も、夏休みの宿題が思うように進まず、気の重い日々が続いています。小学校以来、次々と形を変えて毎年ぶりかえすこの焦燥感と挫折感。不惑も半ばにさしかかろうというのに、いまだ、この気分から解放される気配はありません。
そのようなわけで、暗い回文短歌ができるのではないか、と思ったら、案の定、ものの10分で絶望的なものができてしまいました。あ、しかも表音一致の完全回文だ。季節性鬱、恐るべし。
見知る苦に 心の留守か 鬱憂う。 通過する鈍 ここに苦しみ。
みしるくにこころのるすかうつうれうつうかするのろここにくるしみ
忙しいのに、こういうことするからまた気が滅入るのですが・・・。
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2013/06/07